在宅介護の方法とそのメリット|リフレクソロジースクール・専門学校 日本リフレクソロジスト養成学院REFLE(リフレ)

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 REFLEコラム

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在宅介護の方法とそのメリット

2014年発表の内閣府資料によると、65歳以上の高齢者人口は3,190万人。総人口に占める割合(高齢化率)は25.1%となり、日本ではとうとう4人に1人が高齢者という事態に。そんな高齢化社会の問題と、切っても切り離せないのが介護の問題です。

自分や配偶者の両親、または配偶者を自宅で介護したいと考えている人のために、在宅介護の現状や、在宅介護をする際に持っていたい資格についてまとめました。

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◆在宅介護の現状

在宅介護とはその名のとおり、自宅で高齢者などの要介護者を介護することです。現在、在宅介護の場合、主な介護者は要介護者の配偶者、子、子の配偶者であり、その7割は女性。高齢者が高齢者を介護する「老老介護」も年々増えており、2014年の調査では、要介護者と介護者が2人とも75歳を超えるケースが29%にも達しています。

主介護者が介護に要する時間は1日平均で4.2時間。5時間以上を介護に費やす人も2割を超えており、介護者の負担は大きな問題となっています。訪問介護やデイサービス、ショートステイといったサービスの拡充が、今後の在宅介護を左右することになりそうです。

◆在宅介護で家族がストレスを溜めないためのコツ

在宅介護には、家族の理解と協力が必須となります。
しかし、誰かが犠牲になってしまっては本末転倒です。介護疲れによる悲しい事件が度々問題となる昨今、要介護者の心と体のケアはもちろんですが、介護をしている家族がストレスを溜めないことも重要だと言えるでしょう。介護疲れから抜け出せずにいると、介護うつになるケースも出てきてしまいます。

まずは、ゆとりのある介護計画を立てることが大切です。一人で抱え込まずに、配偶者、子ども、兄弟などと少しでも役割分担することを考えましょう。介護をするということは簡単なことではないため、家族全員が協力的でないことも考えられます。そうなると一人で抱え込んでしまいがちですが、介護疲れに陥る前に、しっかりと相談し合うことが大切です。

同居する若い世代がいないことから「老老介護」となり、一人だけに負担がのしかかってしまうことがあります。日々の介護に力を借りれなくとも介護に関するサービスを調べてもらったり、休日だけ自宅に来てもらったりするなど、協力し合える環境作りを意識しましょう。
悩みや愚痴は他の家族や友人とも共有し、自分だけの時間を設けることも、ストレスを溜めないためのコツです。

また、家族だけでなく介護のプロ、周囲の方など、協力してもらえるところは協力してもらい、物理的にも精神的にも負担を軽くすることで、より良い介護を続けていけるはずです。

◆在宅介護のメリット

要介護者にとって、慣れていない施設で生活することは精神的に苦痛となってしまう場合があります。また、今まで一緒だった家族と離れることで、心にぽっかりと穴が開いたような喪失感を抱いてしまいかねません。

在宅介護では、施設ではなく住み慣れた自宅で生活ができるので、リラックスでき、生活リズムも変更することなくそのまま継続することができるでしょう。細かいところまで目が行き届き、融通が効くことも大きなメリットです。

また、施設に入所するよりも、経済的な負担も軽くなります。
しかし、毎日つきっきりで介護をするのは家族の負担にもなりかねないので、デイサービスやホームヘルパーを週に数回利用するなど、バランスを見ながら在宅介護をすることが必要です。

◆在宅介護に求められるニーズ

介護の正しい知識と技術

在宅介護をするには、要介護者の状態に応じた介護が必要です。食事・入浴・排せつといった日常的な活動に対し、どの程度の補助が要るのか?過不足なく、要介護者にとって最適な介護をするには、正しい知識と技術を取得しなければなりません。

介護環境の整備

介護のためにリフォームは必要か、介護用ベッドや入浴補助用具はどんなものが良いのか。要介護者本人のニーズも考慮して整えていきます。介護保険を利用すれば、住宅改修費や福祉用具の購入費の補助も受けられます。

家族や周囲の協力

在宅介護は自分ひとりではできません。配偶者や子ども、親族らと話し合い、役割を分担しておくとよいでしょう。自分や家族の負担を軽減するため、訪問介護やデイサービスなど介護度に応じたサービスを活用するのもおすすめです。

周囲の環境や設備はもちろんですが、実はもっとも大切なものがあります。それは要介護者の“身体と心のケア”です。自ら好んで介護状態になる人はいません。要介護者の身体と心に寄り添えるような、介護とコミュニケーションを心掛けたいですね。

◆在宅介護をするなら持っていたい資格

上記で説明したように、在宅介護をするには様々なものが求められます。特に、正しい知識と技術、そして、身体と心のケア方法は、自分で身につけなければ実践することはできません。在宅介護であれば資格は必要ありませんが、何も知らないまま介護をすることで行き詰まってしまう可能性もあります。ある程度の知識や技術を身につけた方が、在宅介護もスムーズに行えるでしょう。
そこで役に立つのが、以下の資格です。

介護職員初任者研修

2013年4月より、従来の「ホームヘルパー2級」に代わって新設された介護職員の入門資格です。スクールでは介護を行う上での基礎知識と技術、実践する際の考え方のプロセスなどを学びます。130時間のカリキュラムを終えて修了試験に合格すれば「介護職員初任者」として認定され、介護サービスの現場や、医療施設で基本的な介護業務を行うことができます。
就職や転職を考えている人はもちろん、家族の介護のためや、将来的に役立つ資格のひとつとして、スクールへ通う人も多いようです。

リフレクソロジスト

足の裏や手には、身体の各器官へ繋がっている「反射区」があり、これを刺激して身体の不調を改善する療法をリフレクソロジー/ハンドリフレクソロジーと呼んでいます。日本ヒーリングリラクセーション協会(JHRS)の認定校に通い、JHRSが定めた試験に合格すれば、リフレクソロジストの資格を取ることができます。

最近、高齢者福祉施設や病院などで、出張美容院という形で美容師が直接利用者の元へ出向き、その場で洗髪やカットをするというサービスが一般的になってきています。これと同様に、リフレクソロジストも施設で直接施術を行うという活動を積極的に進めています。
要介護者の身体に直接触れることで、コミュニケーションを図り、心と身体の両面からケアを行うことができるのです。

在宅で介護をする方がこの資格を要することができれば、リラクゼーションを通じて要介護者のちょっとした体や気持ちの変化に気づくことができ、より深い関係を築いていくことができるでしょう。

要介護者の足や手に直接触れて行うこの療法。足や手を優しく刺激する心地よいマッサージとしてはもちろん、要介護者とのコミュニケーションツールとしても大いに活用できます。在宅介護を行なう際に、ぜひ取り入れたいですね。

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